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チェコへの小旅行 〜カルロリィ・ヴァリ 2〜


翌日。Alžbětiny lázně(Elisabeth Bad/エリザベス・バート)に行こうか、それとも近場のThermalというホテルの屋上プールに行こうかと迷った挙げ句、国際映画祭の会場にもなっているその外観からは余り魅力的とは言えないホテルに併設されたプールに行くことにした。

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映画祭はまだ準備中だったが、ちらほらカメラチームを見かけた。
レセプションでプールの場所を聞いたが、とても分かりにくい場所にあったため、その辺りをうろうろする羽目になる。山道をかなり上ったところにそれらしき看板を見つける。

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FIT CLUBというのには笑ってしまった。
中の施設もこれまた東特有の作りになっていたが、プールはプール。水深は浅いところは1m、深い所は4m以上もある。そして、最高の眺め。

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思ったより混んでいないこともあり、ひと泳ぎしてはプールサイドで寝転がって休んだりしながら1時間ほどいたが、なかなか快適だった。泳いだ後はお腹が空いたので、また例のパラチンカ(チェコ風クレープ)をお昼代わりに食べる。フルーツ盛りだくさん、生クリームも盛りだくさんとボリュームがすごいので十分一食分に値する。

さて、午後は懲りずに、マズいけれど健康に良いと言われる飲泉のはしご。
間欠泉の吹き上がるヴジーデルニー・コロナーダにはソ連の宇宙飛行士ガガーリンも訪れたことがあるそうだ。

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そう言えば、この街では至る所でロシア語を耳にする。ソ連時代から人気の観光地なのか、モスクワからの直行便もでているようだ。
ここの間欠泉はさすがに飲めないが、隣には飲泉用の蛇口が5つほどある。

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源泉は同じだが、温度が違い味も微妙に違う。まあ、美味しくないことに変わりはないのだが。
ヨーロッパでは医師の処方箋に従って飲用するのが一般的というから、医療行為として普及しているわけで、主に内蔵疾患に効能があるらしい。ただし、ここでは観光客でも気軽に飲泉を試すことができるようになっている。薬のようなものなので飲み過ぎると良くない気がしたが、どうなのだろう?
マズいので飲み過ぎることはないかもしれないが・・・

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そして、夕方、相方はチェコの黒ビールを堪能していた。
ドイツの黒ビールと比べると比較的甘く、軽くて飲みやすいそうだ。

今回の旅行のお土産はプラハで見かけたMANUFAKTURAというお店のバス用品。
カルロヴィ・ヴァリにも同じ規模のお店があると思っていたのだが、プラハのように洒落たお店がほとんどなく、専門店も残念ながらなかったので、プラハで購入されることをお勧めしたい。バス用品以外にも木のおもちゃや台所用品なども充実している。

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写真はhttp://www.manufaktura.cz/から

今回はとてもリラックスできる旅だった。

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by zaichik49 | 2009-08-25 05:20 |

チェコへの小旅行 〜カルロリィ・ヴァリ 1〜


プラハを後にし、車で西へ行くこと約2時間半。途中、事故のため迂回せざるを得なかったものの、快適な道中だった。Karlovy Vary/カルロヴィ・ヴァリはドイツ語ではkarls Bad/カールス・バードと呼ばれることが多いが、チェコ最大の規模を誇る温泉保養地で、18世紀にはゲーテ、モーツァルト、ベートーベン、ショパンなど多くの著名人が訪れたことでも有名だ。

街に入るまではスムーズだったのだが、カルロヴィ・ヴァリに入った途端、急な坂と一方通行、歩行者天国に行く手を阻まれることに。幸運にも途中で地図を購入していたおかげで(ナビはないので)、ああでもない、こうでもないと言いながら、坂を上ったり下りたりするうちに何とか目的地であるホテルに到着。

街自体はとてもこじんまりとしていて、ホテルのある高台から窓を開けて外を眺めると、川と川沿いの歩行者天国をのんびり歩く人々、そして山肌に沿う様にして立っている建物が見える。

城崎温泉もそう言えば、川沿いを皆ぷらぷらしていたなぁ、などと思いながら日本の情緒とはひと味違う景色を眺めていた。

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ここの温泉、違うと言えば景色や情緒だけではない。
日本のように湯船に浸かるのではなく、どちらかと言えば「飲む」温泉、所謂「飲泉」なのである。
飲泉所はコロナーダと呼ばれ、テプラ川沿いにいくつもあり、散策しながらコロナーダをはしごしている人たちが多いようだ。また、コロナーダには必ずベンチも用意されており、そこで飲泉をゆっくり飲めるようになっている。

さて、キオスクで一番小さな飲泉用の容器を求め、早速飲んでみることに。
コップの取手のようなところに穴があって、そこから飲めるようになっている。

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「これ、マズクない?」

そう、お世辞にも美味しいとは言えない、何とも言えない味がする。
鉄分、ミネラル成分たっぷり、それに少し塩っぽさもあるような・・・
ここの飲泉、ペットボトルに詰めて持って帰る人もいるというから、身体に良いんだろう、ということでマズいマズいと言いながらも、いくつかコロナーデをはしごして少しずつ味見をする。
コロナーデごとに微妙に味が違うところも面白い。
口直しに名物の直径15センチほどのワッフルを食べながら飲んでいる人もいる。
街中にワッフル作りを見る事の出来るお店もあった。

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ここのワッフル、姿形は凮月堂のゴーフルにちょっと似ている。

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by zaichik49 | 2009-08-24 21:36 |

チェコへの小旅行 〜プラハの中の東欧〜


今回のプラハ滞在中に感じた事は、噂通り観光客が多いこと(それでも許容範囲)、東欧の他の街に比べて洗礼されていて、オシャレだということ。

街の中心にあるカフェやレストランの内装もそうだし、モスクワなどと比べても変に取って付けたような不自然さもなく、値段的にも非常に良心的で好感が持てる。「東欧のパリ」と言われるように昔から意識がそちらに向いていたからなのか。

それでも、街を歩いていると自分にとっての「東欧あるいは東」の匂いのする物たちに出会った。

例えば、ランプ。

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古い工場跡と思われる建物。

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そしてメトロ。ハンガリーのブタペスト、ロシアのモスクワにあるメトロなどと何かしら共通するテイストがある。

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なぜか、こういった東テイストが嫌いではないのだから不思議なものである。

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by zaichik49 | 2009-08-20 21:05 |

チェコへの小旅行 〜obecní dům〜


前回の更新からまた随分時間が経ってしまったが、今回も「プラハ」ネタで。

obecní dům「市民会館」に併設されたカフェの話で、ここにあるスメタナホールで行われるコンサートについて少し触れたが、まずはこのコンサートについて。

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演目についてはそっちのけで、モーツァルトとドヴォルジャークという名前のみに惹かれ、チケットを購入。
そして実際にコンサート当日、ホールに足を運んでみてびっくり。
ベルリンフィルではあり得ないほど人が少ないのである。
ガードローブには退屈しきったおばさんがひとり無愛想な感じで座っており、余りの無愛想さに上着を預けた途端、何だか後悔させられてしまう。しかも、ハンガーに掛かっているのはその上着だけという有様。

「大丈夫かな、このコンサート?」と訝しげに思いつつ、ホールへ向かう。
そして、ホールは、というと3分の1ほどが埋まっているだけだった。

しかし、ホールの内装もこれまた外観と同様素晴らしい。
ホールにいるのはどうやら観光客のみらしく、あちらこちらでひっきりなしにフラッシュを光らせて写真ばかり撮っている。

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さて、肝心のコンサートだが、パンフレットというかチラシを見て納得。
"THE BEST OF MOZART & DVORAK"となっており、所謂誰にでも分かる演目となっている。
ベルリンフィルではあり得ないプログラムである。モーツァルトの「小夜曲」、ドヴォルジャークの「新世界から」という具合に。ただ、演奏そのものはPrague Music室内楽オーケストラによるもので、悪くはなかったのだが。

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相棒と、「何だかフィルとは全然違うねー。」とか何とか言いながら、非常に分かり易いコンサートもそれはそれで悪くない、という結論に。「ま、旅行だし、こういうのもありか。」と。

しかーし、その後街で目にするコンサートのポスターにはこれでもか、というくらい"THE BEST OF〜"、という謳い文句ばかりでいささかうんざりしてしまった。ツーリストシーズンとは言え、普通の演目はないのか?と不思議になるくらいに。チェコ市民は観光シーズンになると、どこに何を聴きに行っているのだろう?

後、似たような(?)謳い文句に"NON STOP"というものも多々あった。これはプラハ流「24時間営業」という意味らしい。ノンストップでサービスを提供しています、というところだろうか。

何だか久しぶりにベルリンフィルに行きたくなってしまったというのが正直なところである。

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by zaichik49 | 2009-08-20 19:30 |

チェコへの小旅行 〜プラハのカフェ3〜


前回のGrand Café Orientと並んで居心地の良かったプラハのカフェがこちら。

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外から見た限りでは薄暗くパッとしない印象を受けたが、店内に入ってみるとかなり広くて驚いた。
天井のランプやテーブルのデザインもシンプルでしっくりくる。

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このCafé Slaviaはプラハ城やカレル橋の見える窓際の席が人気なのだそうで、そちらのスペースはほぼ満席のようだった。

余りにも暑い日だったので、ブルーベリーシェークを注文。何だかとても可愛いグラスに入って出て来た。
これお勧めです。

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カフェの正面には国民劇場がある。この劇場は19世紀半ばにチェコ語による上演を目的に建てられた劇場なのだそうだ。ドイツ語圏の支配により、チェコ語を自由に話すことが出来なかった時代にチェコ独自の文化を守る意味で建てられたのだという。今回プラハに来て感じたのは、チェコの歴史もほとんど把握していないな、ということ。そう言えば、あのカフカもチェコ出身のユダヤ人ドイツ語作家である。

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なかなか、きっかけを与えられないと歴史に興味を持てない類に属しているので、今回の小旅行が色んなきっかけになれば良いと思う。

何はともあれ、プラハのカフェかなりお勧めです。
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by zaichik49 | 2009-07-12 05:18 |

チェコへの小旅行 〜プラハのカフェ2〜


プラハへ行っても気になるのはカフェ。
この街でも芸術家や作家、ジャーナリストらの交流の場となっていたカフェ文化の名残が伺える。

ベルリンのカフェとは異なりウィーン風の少し格調高い雰囲気がありながらも堅苦しすぎず、とても居心地の良いカフェに巡り会った。

まずはこちらGrand Café Orient。

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入った瞬間に一目惚れ。2005年にリニューアルオープンしたそうだ。
このカフェはキュビズム博物館が入ったDům u černe matky boží (The House of the Black Madonna)の2Fにある。
この「黒いマドンナの家」はチェコスロヴァキアの現代建築家を代表するJosef Gočárによる。
夜に撮った写真なので少し分かり辛いかもしれないが独特のフォルムを持つ建物だ。

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実は、プラハと言えば「アールヌーボー/ミュシャ」くらいの前知識しか持ち合わせておらず、ゴチャールのこともキュビズムがプラハで栄えたことも全く知らなかったというのが正直なところなので新しい発見になった。
ミュージアムショップで「チェコ建築のキュビズム」を購入。

街中で偶然見かけたキュビズム建築はこの他に、写真がうまく撮れていないのが残念だが、現在は警察が入っている旧Trade Union Buildingだった。

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この次、プラハに出かける機会があればキュビズム建築ツアーでもしてみたい。

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by zaichik49 | 2009-07-05 22:34 |

チェコへの小旅行 〜プラハのカフェ1〜


5日間の休暇を得たので、ベルリンから比較的近場で小旅行をしようということになり候補に挙がったのがチェコのプラハとカルロヴィ・ヴァリ。

ベルリンからプラハまでは車で約4時間ほど。

出発前々日に雨がまとまって降ったらしく、「旧市街が水没した」とニュースでやっていたようだが、道中特に問題もなく比較的スムーズな移動だった。

ロケでも車で国境を越える事が頻繁にあるが、EU圏内の国境はあってないようなもので、あっと言う間に隣国に入れるので便利。チェコやポーランドへの国境でパスポート検査のための車の長い列が続いていたというのは既に過去の話。あっさり国境を越える度に「陸続きなんだなぁ。」と感じる。

道路標識の色やフォントが変わり、ガソリンスタンドの種類が変わる程度で高速を走っている分には特に大きな変化もない。プラハへの高速道路が整備されたおかげで(とは言っても一部高速が途切れてはいたが)難なくプラハに到着し、予約しておいたアパートにチェックイン。
Karlínという地区にあるアパートなので、メトロで街の中心まで2駅ほど。徒歩だと15分くらい。

早速、中心街に向かって歩いてみた。
真っすぐ行くと何だかとてもゴージャスな建物が目に入る。

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カフェKavárnaも併設されていたので休憩も兼ねて東欧恒例(?)のパンケーキを注文。
ロシアではブリニ、ハンガリーではパラチンタ、チェコではパラチンキ(パラチンカ)と呼ばれる所謂クレープである。アイスカプチーノも合わせて注文。冷たいカプチーノはベルリンでは見かけないが、チェコではどうやら普通らしい。飲んでみると甘くて美味しかった。

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さて、この建物だが地図で見るとobecní důmとある。どうやらコンサートも行われているようなので、モーツァルトとドヴォルザークの名前に惹かれ翌日に行われるコンサートのチケットを購入。

宿に戻って観光ガイドを見てみると、この建物はアールヌーボー様式の「市民会館」で毎年、プラハの春音楽祭の会場ともなっているらしい。内装はミュシャなどチェコの著名な芸術家によって手がけられている、とある。
翌日のスメタナ・ホールでのコンサートでホールを観るのが楽しみだ。

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by zaichik49 | 2009-07-05 18:54 |


ベルリン在住、ベルリナーによるモスクワ体験記も一段落。今後も気になるロシアや現在のベルリン生活の中で想うことをつらつら書いていこうと思います。


by zaichik49

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2009年9月29日に長女を出産しました。タグの「妊娠」にて妊娠覚え書きをまとめてみましたので、また覗いて見てください。

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