タグ:ベルリン ( 76 ) タグの人気記事

キンダーカフェでの午後


このところベルリンは寒さが緩んで零下からプラスの気温に。
道はさらに雪解けのためぐちゃぐちゃ。
上からは水が滴り落ち、道路は水たまりがいっぱい。

そんな中、前から気になっていたキンダーカフェに行ってみることにした。
ご近所さんをお誘いしようかとも思ったが、出るタイミングを計っているうちに機会を逃してしまう。
まあ、たまにはひとりでカフェに行ってみるのも悪くないか。

カフェのある通りを歩いていると、道端にバギーがたくさんパーキングされている一角が目に留まった。

ああ、あそこに違いない。
着いてみると8台くらいはあったのかな?

丁度、帰る支度をしている日本人ママの姿もあった。
カフェに着いたのが12時過ぎ。
そう言えば、金曜日の午前中は日本人ママさんたちが「誰かいるかもしれない」程度で集まっているんだった。午前中はゆっくりしたい方なのでちょっと厳しい時間帯である。

おっぱい星人はまだ自分で座ったりハイハイしたりも出来ないので、プレイルームで遊ぶにはまだ早い。ただ、小さな子供たちがたくさんいるので星人はソワソワ、キョロキョロ。安心できる家でママと遊んでいるだけでは物足りないだろうし、そう言う意味では良い刺激になるのかも。
思ったよりも寛げるカフェだったのでご近所さんにダメもとでお誘いのSMSを入れてみる。

a0087352_038367.jpg


面白いと思ったのは、金曜日の正午なのに子供連れのパパも客の中に4人くらいいたこと。
パパが子供に話しているのはドイツ語、フランス語そしてデンマーク語。
デンマーク人のパパと少し話をした。
お互いに開口一番で尋ねた事は「今、いくつ?子供と何語で話しているの?」

このパパは15ヶ月の息子と一緒だったのだが、ベルリンには97年に来て、10年間は
LSDのLに当たるLychner通りにあるアパートに住んでいたんだとか。
「ほんとこの辺は随分変わったよね〜。」と10年以上住む者同士ならではの会話が出来たのが何だか嬉しい。今はPankow地区(カフェのあるところよりさらに北側)に引っ越したんだとか。「ちょっとこの辺りはメジャーになり過ぎたから引っ越しして良かったよ。」と言っていたのが印象的だった。相方がお互いベルリナーというところでも一致、なかなか気が合いそうだ・笑

余り長居をする予定ではなかったのだが、結局2時間以上はいたのかな?

a0087352_0584392.jpg


またぶらっと立ち寄りたいカフェがひとつ増えたかも。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-02-20 05:18 | 日常

星人の成長


さて、おっぱい星人も今月末で5ヶ月に。

最近、日に日に成長しているのに気付かされることが多くなってきた。

手元にあった発泡スチロールのボールを渡してみるとひょいっと掴んだり。

a0087352_2133623.jpg


日本に帰った時に一目見て気に入った購入したジャックの人形を渡してみるとこの通り。

a0087352_2145889.jpg
a0087352_2151740.jpg

a0087352_2141488.jpg


何だか大喜びでバタバタ。
戦っているんだか何なのか。握力が出て来た証拠である。そのうち腕か足がちぎれそうな勢い。

今日は、朝ご飯のカフェやお茶を飲んでいる時に余りにもじーっと目で追っているのでそろそろかな?と思い、おもゆをあげることに。ご飯大さじ2杯を水4分の3カップでことこと煮ること約10分。
友人にもらった木の器と木のおさじで。

これまた驚いたことに、スプーンを近づけると自分からぱくっと食いついて来た!
次は野菜スープでも試してみよう。
この調子だと離乳食開始も早いかもしれない。
来月は日本だし、日本で始めてみるのも悪くないかも。

おっぱい星人もいよいよ地球人になる日が近づいて来たのか!?

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-02-14 02:18 | 日常

キンダーカフェ


ベルリンで子沢山地区と言えばプレンツラウワーベルク。
何でもここ数年、ヨーロッパで出産率が一番だという噂があるほど。

そう言われれば、過去10年間で随分この辺りのイメージも変わって来た。
Lychner, Schliemann, Dunker通りという並行して並ぶ3つのストリートは90年代まではLSDと省略されて呼ばれていたことからも分かる様に、子供とは程遠いイメージを持つ通りだった。当時は占拠アパートが数多くあるアナーキーな場所だったのである。
それが、今ではDas Spielzimmer(クリックするとリンクへ)というキンダーカフェがSchliemann通りの真ん中にあったりするから、時代の流れにはほんと逆らえない。

もう一つ気になっているのがMilchbart。こちらもプレンツラウワーベルクにある。

キンダーカフェとは少し趣向が異なるが、Honigpumpeという施設では毎月、最終週の金曜日にファミリー朝食会のようなものが設けられていて、ご近所さん同士が集えるようなミーティングポイントがある。こういう場所でドイツ人家族とも知り合えるかもしれない。

まずは、おっぱい星人を連れてキンダーカフェに行ってみたいと思っているところ。

それはともかく、反骨精神をまとって尖っていたベルリンも随分、骨抜きになったなぁ、なんて。まさに自分を見ているようで・笑 いやはや、時代の流れにも年齢の積み重なりにも逆らえない、でもそれも悪くないのだ。

などと思う日曜の午後。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-02-07 22:31 | ベルリン

まだまだ冬


今週は積もった雪が解けるほどの陽気(!?)で零度や2℃といった比較的過ごし易い日が続いている。

あー、春が待ち遠しい。

それはそうと、近所の公園では週末になるとこんな光景が。

a0087352_1253015.jpg


これ、是非やってみたい。

今年は例年に比べると積雪量も半端ではなく、そり遊びに興じることができるわけだが、今週に入って寒さが日中弛み、夜間に冷え込むため道の状態はかなり悪い。

a0087352_215862.jpg


バギーを押しながらでないと、かえって転びそうなほど凍結している。
そんな中、おむつと母乳パッドが切れそうだったので買い物へ。

帰りにいつもの道で空を見上げると飛行機雲。

a0087352_220450.jpg


前方には教会が見える。

a0087352_1175291.jpg


何の変哲もないごく普通の一日。
空をもう一度見上げると、すでに飛行機雲は消えかかっていた。

a0087352_119141.jpg


「後1ヶ月ほどで日本だなぁ。」と。何となくそんなことを思いながら帰途へつく。

a0087352_120812.jpg


道は相変わらずぬかるんでいる。
バギーを覗き込むとおっぱい星人がスヤスヤ気持ち良さそうに眠っていた。

a0087352_1213633.jpg


人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-02-04 22:48 | 日常

産後体操


出産後既に4ヶ月が経つが、一ヶ月前から産後体操コースなるものに参加している。
この計6回の産後体操コースも保険でカバーされるというのが有り難い。

本来なら出産8週目以降から始めるのが良いのだそうだが、あいにくコースに空きがなかったことから1ヶ月遅れのスタートとなった。週に1回、1時間強柔軟体操をみっちりやるのである。

これが何とまぁ思ったよりキツイ・・・

妊娠前は仕事でロケにひと月に少なくとも一回のペースで出ていたり、週末にはジョギングをしたり、と体力勝負の仕事ということもあり身体の管理には結構、気を付けていた方だったと思う。
それが妊娠してからは必然的に事務所勤務のみとなり、「スポーツ」からは遠ざかることになった。
知人のドイツ人妊婦さんはジョギングを続けているというから空恐ろしい。

出産後は身体のあちらこちらがガクガクになり、産後体操で1時間もみっちり柔軟及び筋トレをやると、翌日は必ず筋肉痛に襲われる。腹筋なんて出産でくっついていたのが離れてしまうんだそうだ。

やれやれ。
腹筋などナイに等しくなっちゃった。

仕事が体力勝負、と書いたが、それこそ出産・子育ての方がそれに増して体力勝負なのである。

徐々に身体を元に戻したいなーと思う今日この頃。
体重はストンとほぼ元に戻ったのであるが、何だかやっぱりプヨプヨ感があるというか。
久しぶりに泳ぎに行きたいし、春になったらジョギングも再開したいなぁ。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-02-04 03:57 | 日常

とうとうダウン


2週間程前から寒中散歩が過ぎたのか風邪を引いてしまった。
おっぱい星人がいる今となっては一人で風邪を引くのとは違い、熱っぽくてクラクラしていようが何だろうが夜の授乳もせざるを得ない。だから一旦、調子を崩すと回復するまでがなかなかである。

この積雪量の中、バギーを押すだけでも相当の労力が必要で、どうしてもじんわり汗をかいてしまいがち。だっこ紐で出掛けても、足下が悪く転ぶと大変なので神経を使うし、ゆっくりゆっくり歩くためなかなか目的地に到達できない。外と中の寒暖の差も激しく、どうしても風邪を引く条件が揃ってしまう。

しつこい風邪がやっと小康状態になったかな、というタイミングでおっぱい星人の予防接種に小児科へ。しかし朝方に、授乳中と授乳後に立て続けに噴水のように初めておっぱい星人が飲んだものを吐いてしまう。泣き方もいつもとは違う。何かがおかしい。

とにかくこれまでずーっと元気だったので、初めて見る光景に凍り付いてしまう。

余りのショックにぐーぐー何も知らずに眠りこけている相方を叩き起こす(あ、陣痛が来た時と同じパターンかも)。熱はないようなので、とにかく朝一で小児科に電話して相談しよう、ということで一致。

その後、うんちもするが深緑色でしかも白い固まりが混じっている。どうやら腸がウイルスに感染したか、予防接種(ロタウイルス?)の副作用らしい。

結局、ほとんど眠れないまま朝一で小児科に電話して相談するが、ウイルス感染だと思うが熱がないのなら様子を見て欲しいとのこと。さらに吐くようであれば午前中に受診するように言われる。

あれだけの量を立て続けに吐かれると、おっぱい星人が泣く度に「また吐くのでは?」と緊張が走る。それに余り食欲もなく、ぐったりしている様子。それでも何とかおっぱいを飲んで吐かずに午後へ突入。

が、夕方の授乳後にまた吐いてしまう。しかも吐いた後にあごがガクガクし、目つきもトロンとしているではないか。何だかその様子が可哀想で思わず涙ぐむ・・・

急いで相方に電話で相談すると、「まずは助産婦さんに相談して。」とのこと。全く忘れていたが、何かあれば助産婦さんに電話で相談できるのである。そこで早速電話を入れて状況を説明。そこはさすがに慣れた助産婦さんだけあって冷静な返事が返って来た。「赤ちゃんは繊細だから鼻水などで器官が詰まるとすぐに吐いたりするのよ。胃や腸のウイルス感染でも、鼻水や咳が出たりするの。熱がなくておっぱいを吐かずに飲んでいれば様子を見て大丈夫。ただし、また吐いたり、高熱が出た場合は夜間でもすぐに病院に連れて行った方が良いわね。」

とにかくまた一晩様子を見て、翌日に小児科で受診することを薦められる。

その夜も余り睡眠が取れず、朝一で電話。そして寒い中、バギーで小児科へ。
待たされる事、約1時間。結局、峠は越えた後なので薬も処方してもらうことなく「元気におっぱいを飲むようであれば大丈夫。」とのこと。授乳前にお茶を飲ませて器官の通りを良くしてから飲ますと良いんだそうだ。そしてまたバギーをよっこら押して帰宅。

その日から今日まで約2週間。まだ咳が少し残っているが何とか回復しているようで安心。

小さな子供が病気すると本当に可哀想でならない。
これから何度も病気をして強くなっていくんだろうな。

しかし、今年の冬は例年に比べても随分寒い。一体、いつになったら寒さが緩むのやら。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-01-24 03:37 | 日常

ABC group


昨日は去年の暮れに6年振りに再開したマキシムとナターシャを連れてベルリンのヴェディング地区にあるeboyのアトリエ兼事務所へ。

モスクワ出身の彼ら。Art Business Consulting group(Maxim Iliukhin, Natasha Struchkova, Mike Kosolapov) として活動しているアーティストである。ナターシャは数年前からピクセル画を描き始めた。4ミリ四方のピクセルをアクリルで描いていくのだから相当なものである。展覧会に訪れる人たちは「手描き?まさか!プリントなんじゃないか?」と至近距離でマジマジと凝視するのだそうだ。「ナターシャ、eboyを知ってる?」というのもこれまでの常套句。それじゃあ、会ってみたら?ということになり、何度か日本のクライアントとの仕事で顔見知りだったことから、彼らと一緒に会いに行く事になった。

プライベートで足を運ぶのは初めてだったが、いつも通り肩肘張らない雰囲気が心地よい。おまけに今回はおっぱい星人も同行しての再会となった。「ベビ9ヶ月だっけ?」「まだ3ヶ月だよー。」とか。

仕事ではないので気楽ではあったが、逆に実り多き対面になることを願う気持ちが出て来るから不思議。もちろん通訳もなし・笑

今回の訪問で改めてマキシムとナターシャの現在の活動を知る事が出来た。
話の中で出て来た絵画についていくつか。

ナターシャ曰く、eboyのピクセルグラフィックに出会い、ピクセル画に着手したのだとか。
ただ、そこにロシア人が見れば誰でも知っているモチーフを取り入れることにしたのだそうだ。
例えばこちら。

a0087352_539290.jpg

futurussia#4 (2004)

右下には日本でも近年人気のキャラクター、チェブラーシュカが。そして画面を大きく占めている日本の足と赤いアコーディオンにお気付きの方もいるはず。こちらは同じく「チェブラーシュカ」に登場するワニのゲーナである。ゲーナの足に貼り付いているのはロシアの人気アニメ「Ну, Погоди!(ヌ・パガディ!:今に見てろよ!)」の主人公のオオカミ。

a0087352_540339.jpg

futurussia#5 (2004)

上の画面中央に立っている銅像はZurab Tsereteliによるロシア軍300周年を記念するピョートル大帝の銅像だそうだ。この銅像、初めはコロンブスだったんだとか。作者はそれをアメリカ政府に売りたかったのだが断られ、その後ピョートルにすり替えたものをロシア政府が購入、ペテルブルク市はしかし設置を拒否し、最後にモスクワの今の場所に落ち着いたのだとか。

a0087352_19372877.jpg

http://www.tsereteli.ru/より

この曰く付きの銅像をまさに飲み込まんとばかり口をぱっくり開けている魚はロシアの昔話に登場する魚なのだそうだ。リプトンの広告塔が大きく屋根に掲げられている建物はモスクワ川沿いにある芸術センターである。芸術センターの文字がリプトンの広告に完全に負けてしまっている。

a0087352_540371.jpg

#19 legopaint (2009)

こちらの絵のモデルになっているモチーフは下のヴィクトル・ミハイロヴィチ・ヴァスネツォフ(Виктор Михайлович Васнецов)の「3人の勇士」である。

a0087352_2238147.jpg

Wikipediaより

そしてこちら。チョコレートのパッケージにもなっているロシア人なら誰でも知ってるシリーズ。

a0087352_5411859.jpg

#20 legopaint (2009)

モデルになっている絵はイヴァン・イヴァノビッチ・シーシキン(Иван Иванович Шишкин)の「松林の朝」である。

a0087352_22584711.jpg

Wikipediaより

シーシキンのこの絵は随分前にトレチャコフ美術館で観て印象深かったのを覚えている。

ナターシャの一連の作品はこちらのリンクでもどうぞ。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-01-07 04:40 | アート

年越し〜新年


新年明けましておめでとうございます。

もう2010年に入って6日。
去年の暮れに降った雪がまだ解けず、その上にまた新たに雪が降り積もる。
そんな寒さが続くベルリン。家の前の通りはこんな感じである。

a0087352_440324.jpg


大晦日の日はおっぱい星人とベルリンのほぼ中央に広がるティアガルテンを散策するためにまずは相方の車で移動。おっぱい星人もご機嫌な様子。

a0087352_4284523.jpg


街中と比べ、気温が低いためか積雪量も多くテンションも自然と高くなる。

a0087352_4262994.jpg


が、バギーを押すのも一苦労。
車輪がハマってますが・・・

a0087352_4272933.jpg


街のど真ん中にあるとは思えない程、静かで自然に恵まれたティアガルテン。
壁のあった当時は西ベルリンの人たちにとってはまさしく街のオアシス、憩いの場所となっていたに違いない。

a0087352_23501756.jpg


途中で暖を取ろうとシュプレー川沿いに世界文化の家を目指すも、クローズしていたため、中央駅までさらに歩くことに。2006年のワールドカップ時に合わせて建てられた中央駅、普段はほとんど利用しないが24時間オープンの薬局や祝日にも開いているカフェやレストランが入っているのでいざという時には非常に助かる施設ではある。1Fの角にあるレストランで暖を取り、星人もおっぱい休憩。

この日は結局3時間くらい歩いたのかな?

a0087352_4372336.jpg


散歩疲れなのか夜は早々ベッドに倒れ込み24時前に激しくなった花火の音で目が覚め、家の窓から外を眺めつつ半分眠たい目を擦りながら年を越した。

大晦日の花火、何年住んでも余り好きにはなれないのは私だけだろうか?
どちらかと言えば大晦日、正月は静かに過ごしたいものである。

相方に聞いて呆れ返ったのが、大晦日明けに毎年必ず花火の事故があるとのこと。落ちた花火を大量に集めそれにまた火を点けて遊ぶ輩がいるそうで(昔、それで火傷をしたとか)、今年は早速、21歳の若者(バカもの?)が手を吹き飛ばされたそうだ。

新年早々物騒な話で恐縮です。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2010-01-06 05:21 | 日常

ロシアのおっかさん


昨日、昼過ぎに知人から電話を受けた。

「Privet!」

ン?ロシア語??と2秒くらい考えた後、声の主に思い当たる。

「あ、マキシム? もう着いたの??」

そう。かなり久しぶりにロシア語を聞いて少し戸惑ったのだ。
マキシム一家に会うのは6年振りくらいになるだろうか。
メールで近々ベルリンで年を越すので会えたら良いね、という連絡は貰っていたのだが、
彼らのいいところは形式的な挨拶だけではなく、着いたら本当にすぐに連絡をくれるところかもしれない。

それにしてもマキシムとモスクワで知り合ったのは95年だから、随分長い付き合いになる。
カプチョーニと同じアパートの上階に住んでいたナターシャとマキシムが付き合っていた頃に近所のよしみで知り合ったのだが、今では別のナターシャとの間に2歳の息子を授かっている。この2歳のキムはおっぱい星人を不思議そうに眺めていた。名前を聞いて「ルナ?」と空を見上げたり。「ルナ(луна=luna)」はロシア語でも月という意味で、キムがママ、パパというよりも先に初めて話した言葉がルナなんだそうだ。

既に14歳になったイゴールはナターシャの最初の子供で、彼がまだ8歳くらいの頃に一度みんなでダーチェに行ってわいわい遊んだこともまだ記憶に新しい。子供の成長は驚く程早い。(リンク先の上から5番目の写真が当時のイゴール)

とにかく、分かり易い場所ということでハーケッシャーマルクトの駅前広場で落ち合う事になった。
いつもの如く、少し早めに家を出て思ったより冷えの厳しい中、広場へ向かう。
勿論、おっぱい星人をバギーに乗せて。
約束の時間になっても彼らが現れないので、その辺をウロウロするものの、バギーごとお店の中に入るのも億劫だし、余りにも寒いので駅のすぐ側のカフェで暖を取る事にした。彼らの携帯番号も持っていないし、会えなければ仕方ないか、くらいの気持ちで。ロシア人とフランス人の友人には待たされてばかりのような気がするが、そんなことイチイチ気にしていてもこれまた仕方ないのである。

ちらちら窓の外を見ながらチャイを飲んでいると、馴染みの顔ぶれを見つけた。

「マキシム!ここ、ここ!!」

カフェの扉を開けて彼らを呼び止めることが出来た。
ただでさえ小さな駅前のカフェが急に賑やかになる。

それまで固い表情だったお店の男性もロシア語やら日本語やらが飛び交う中、柔らかい表情になったのが印象的だった。ナターシャがたどたどしい英語で飲み物を注文。

「シュガー?あ、サハラね。ハウマッチ???どのくらいシュガーを入れますか、だって。みんなどうする?」

などなど。6年のブランクは微塵も感じさせないのが不思議。
子供は分かり易く成長しているが、大人は見えない所で成長するものなのかもしれない。

「昔程、実験的な生活スタイルを求めなくなった。」

とマキシム。マキシムもナターシャもアートに携わっている人たちで、マキシムは最近では学校でIT関連の授業も持っているんだとか。モスクワのビエンナーレでは出展もするそうで、相変わらず精力的に活動している模様。ナターシャも定期的に展覧会に参加しているそうだ。ベルリンでeBoyに会えれば面白いかもね、という話になった。

a0087352_18302047.jpg


2時間程の外出を予定していたのが、結局はその後寒い中、連邦議事堂まで歩くことになり、せっかくだからドームも見て行こうということに。そこに至るまでの道中がこれまた面白かった。おっぱい星人が途中で少しひんひん泣き出すと、ナターシャが

「寒いから抱っこしてあげた方が良いよ。バギーはこんなに寒いと良くない、良くない。私はモスクワではいつもスリングで移動してたよ。」

と、おくるみの毛布を使って私にスリング風に星人を結わえ付け始めたのである。こういうところが肝っ玉母さんというか、ロシアを感じるのだ。

「もう何でも聞いてね。随分本も読んだし、大抵のことは経験上分かってるから。」

これまた心強い。議事堂内のケーファーというカフェでトイレに行こうとすると、おむつ替えるんだったら手伝ってあげる!とこれまた同行。移動中もイゴールが空いたバギーを押してくれたりと、自然に小さな家族のようになるのである。

あー、懐かしい。この感じ。
私がロシア人を愛おしく思って止まないのはこういう親密な空気が自然に出来上がるところなのかもしれない。

そして、この日は案の定寒さにブルブル震えながら、クタクタになって帰途に着いたのである(笑)。

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2009-12-30 17:52 | ロシア

今年のクリスマス


おっぱい星人がまだ3ヶ月ということもあり、今年は例年に比べると
極めて静かなクリスマス、そして年越しになりそうである。

相方はベルリナーで、両親もベルリン在住なので24日のクリスマスイブは両親宅で
お茶と恒例のプレゼント交換を。

a0087352_2354339.jpg


おっぱい星人もご機嫌。

いくつになってもプレゼント交換というものは楽しいもので、みんなで順番にひとつずつプレゼントを
開けて行きながら、送り主がそのプレゼントに至った経緯を話したり、貰った方は感想を述べたり。
ざっと1時間は掛かっただろうか。

そうこうするうちにおっぱい星人はおっぱいを飲んでプレゼントのクマの隣で眠ってしまった。

a0087352_031716.jpg


この日の晩ご飯は水炊き。
クリスマスらしさは全くなかったが、ぽかぽか暖まる鍋はこの季節には最高である。

イブ以降、両親に頂いたケーキやクッキーを毎日のように食べているわけで・・・
冬のこの時期はどうしてもあれこれ食べちゃうなぁ。

それでは皆さん、良いお年を!

人気ブログランキングへ
[PR]
by zaichik49 | 2009-12-27 00:12 | 日常


ベルリン在住、ベルリナーによるモスクワ体験記も一段落。今後も気になるロシアや現在のベルリン生活の中で想うことをつらつら書いていこうと思います。


by zaichik49

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

2009年9月29日に長女を出産しました。タグの「妊娠」にて妊娠覚え書きをまとめてみましたので、また覗いて見てください。

チェブラーシカなロシア?

ブログのタイトル変更について


当ホームページ掲載の記事、写真等の無断掲載を禁止します。
©2007-2009 Mariko*
All Rights Reserved.


カテゴリ

全体
ロシア
モスクワ
ベルリン

アート
カルチャー
デザイン
日常
その他
未分類

タグ

以前の記事

2010年 10月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 05月
2010年 02月
more...

ブログパーツ

フォロー中のブログ

イスクラ
増山麗奈の革命鍋!
ベルリン中央駅
ベルリンで考える心地よい暮らし

ライフログ


チェブラーシカ


チャパーエフと空虚


ノスタルジア


ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》/スクリャービン:交響曲第4番 作品54《法悦の詩》


ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版


ナイト・オン・ザ・プラネット


Home-Made: Contemporary Russian Folk Artifacts


堕ちた天使―アザゼル


The Book of Illusions: A Novel


はてしない物語

検索

人気ジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
子育て

画像一覧