ベビとの初帰国
最後にブログを更新してから何とすでに3ヶ月経過。
「おっぱい星人はまだ自分で座ったりハイハイしたりも出来ないので」
という下りが懐かしい今日この頃。
3月中旬からの日本への一時帰国も5週間の滞在予定が火山の噴火の影響をまともに受け、7週間に。
4月末にベルリンにようやく戻り、やっと生活のペースを取り戻したのは良いけれど、その間におっぱい星人はますます小さな地球人へ。なかなか落ち着いてブログを書かせてもらえない毎日だが、初めての経験について忘れないうちにいくつか。
初めての試み、というのは何においても勝手が分からずハラハラするもの。
今回はベビとの長時間フライトについて。
現在は育児休暇中なので時間的な制約もなく、日本の家族にも早いうちに会わせたい、ということでベビを連れて相方と共に5週間程日本へ行く事にした。
思えば、ベルリンに来てから春に一時帰国するのは10年以上振りという体たらくである。
「あぁ、久方ぶりの桜の季節。こうなったら花も団子も満喫しよう!」
とフライトを予約しながらウヒウヒ。
いつも利用しているKLMはやめて、フィンランド航空に。理由はバシネットの条件とフライト時間。関空までヘルシンキから10時間以内で飛べるというのはベビ連れの帰国便を選ぶ上でかなり決め手となる。
また、日本での移動にはいつもの巨大ベビーカーでは到底無理なので、今回の旅行用にKoelstraのバギーを購入。これは使い勝手も良く軽いのでお勧め。このバギーとErgoの抱っこ紐を状況に合わせて使い分けることにする。
5ヶ月目に入ってから約2週間、おもゆなどの離乳食を開始したので、出発当日まで少し下痢気味のベビ。それ以外は元気な様子なのでまずは一安心。
さて、チェックインの荷物は2つ、それにバギー。手荷物はベビ用の大きめのバッグひとつにそれぞれがバッグをひとつずつ。思ったより多くはないが、何と言ってもベビそのものが一番大事な「お荷物」。
テーゲル空港にいつもより早めに向かうが、テーゲルは国際線でもチェックイン開始が1時間前なので結局待つ羽目に。それでもベビとの慣れない移動、早め早めにスケジュールを立てておいたたほうが何かと安心。
搭乗前におむつを替え、乗り込む。ベビ用のシートベルトを自分のシートベルトに繋げて「旅は道連れ」状態に。ベビ用のシートベルトがこんな風になっているとは知らなかった。そして、離陸のタイミングを見計らって授乳。こうすると気圧の加減で耳が痛くなるのを防げるらしい。お決まりの様に他の赤ちゃんや子供が泣き叫ぶ中、おっぱい星人は満足そうにチュパチュパ。ベルリンーヘルシンキ間のフライトは狭いシートにおっぱい星人をひざに乗せての移動となるが、ヘルシンキー関西空港間のフライトでは機体が安定し、シートベルトサインが消灯したところでベビーベット(バシネット)を持ったキャビンアテンダントが登場。バシネット席は前方の壁にバシネットを取り付けられるスペースがあり、そのため足下が若干広くなっている。この席が確保できることがベビ連れのプラス面かもしれない。
何はともあれ、まずは無事にヘルシンキ空港に到着する。

フィンランドと言えば、こちら。

空港内のキッズコーナーの壁に描かれたムーミン。上映中のビデオもムーミンだった。
不思議な事にこのムーミン、ドイツでの知名度は日本のそれとは違い、かなり低いようである。
初めて利用する空港だが、気になったのは手荷物を乗せるカートが少なくて不便だった点だろうか。
ショップでおみやげにストラップを購入し、軽く食事を済ませ、おむつを替えた頃には既に搭乗時間が迫っていた。ベビ連れだと優先的に搭乗させてもらえるが、これまた非常に助かるシステムだ。
離陸時も全く問題もなく、若干狭そうなバシネットで寝ながら遊ぶベビ。

途中で泣き叫ぶこともほとんどなく、大変だった事はと言えば、下痢気味で5回ほど機内のトイレに備え付けの狭いおむつ台で格闘したことくらいか。運良く、毎回「あ、出たな。」と早い段階で気付いたので洋服を取り替える必要には迫られずに済んだ。
予想通り、ほとんど眠れずに関西空港に到着。
この日はWマンションへ。写真は相方がベランダから見た大阪の景色である。


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「おっぱい星人はまだ自分で座ったりハイハイしたりも出来ないので」
という下りが懐かしい今日この頃。
3月中旬からの日本への一時帰国も5週間の滞在予定が火山の噴火の影響をまともに受け、7週間に。
4月末にベルリンにようやく戻り、やっと生活のペースを取り戻したのは良いけれど、その間におっぱい星人はますます小さな地球人へ。なかなか落ち着いてブログを書かせてもらえない毎日だが、初めての経験について忘れないうちにいくつか。
初めての試み、というのは何においても勝手が分からずハラハラするもの。
今回はベビとの長時間フライトについて。
現在は育児休暇中なので時間的な制約もなく、日本の家族にも早いうちに会わせたい、ということでベビを連れて相方と共に5週間程日本へ行く事にした。
思えば、ベルリンに来てから春に一時帰国するのは10年以上振りという体たらくである。
「あぁ、久方ぶりの桜の季節。こうなったら花も団子も満喫しよう!」
とフライトを予約しながらウヒウヒ。
いつも利用しているKLMはやめて、フィンランド航空に。理由はバシネットの条件とフライト時間。関空までヘルシンキから10時間以内で飛べるというのはベビ連れの帰国便を選ぶ上でかなり決め手となる。
また、日本での移動にはいつもの巨大ベビーカーでは到底無理なので、今回の旅行用にKoelstraのバギーを購入。これは使い勝手も良く軽いのでお勧め。このバギーとErgoの抱っこ紐を状況に合わせて使い分けることにする。
5ヶ月目に入ってから約2週間、おもゆなどの離乳食を開始したので、出発当日まで少し下痢気味のベビ。それ以外は元気な様子なのでまずは一安心。
さて、チェックインの荷物は2つ、それにバギー。手荷物はベビ用の大きめのバッグひとつにそれぞれがバッグをひとつずつ。思ったより多くはないが、何と言ってもベビそのものが一番大事な「お荷物」。
テーゲル空港にいつもより早めに向かうが、テーゲルは国際線でもチェックイン開始が1時間前なので結局待つ羽目に。それでもベビとの慣れない移動、早め早めにスケジュールを立てておいたたほうが何かと安心。
搭乗前におむつを替え、乗り込む。ベビ用のシートベルトを自分のシートベルトに繋げて「旅は道連れ」状態に。ベビ用のシートベルトがこんな風になっているとは知らなかった。そして、離陸のタイミングを見計らって授乳。こうすると気圧の加減で耳が痛くなるのを防げるらしい。お決まりの様に他の赤ちゃんや子供が泣き叫ぶ中、おっぱい星人は満足そうにチュパチュパ。ベルリンーヘルシンキ間のフライトは狭いシートにおっぱい星人をひざに乗せての移動となるが、ヘルシンキー関西空港間のフライトでは機体が安定し、シートベルトサインが消灯したところでベビーベット(バシネット)を持ったキャビンアテンダントが登場。バシネット席は前方の壁にバシネットを取り付けられるスペースがあり、そのため足下が若干広くなっている。この席が確保できることがベビ連れのプラス面かもしれない。
何はともあれ、まずは無事にヘルシンキ空港に到着する。

フィンランドと言えば、こちら。

空港内のキッズコーナーの壁に描かれたムーミン。上映中のビデオもムーミンだった。
不思議な事にこのムーミン、ドイツでの知名度は日本のそれとは違い、かなり低いようである。
初めて利用する空港だが、気になったのは手荷物を乗せるカートが少なくて不便だった点だろうか。
ショップでおみやげにストラップを購入し、軽く食事を済ませ、おむつを替えた頃には既に搭乗時間が迫っていた。ベビ連れだと優先的に搭乗させてもらえるが、これまた非常に助かるシステムだ。
離陸時も全く問題もなく、若干狭そうなバシネットで寝ながら遊ぶベビ。

途中で泣き叫ぶこともほとんどなく、大変だった事はと言えば、下痢気味で5回ほど機内のトイレに備え付けの狭いおむつ台で格闘したことくらいか。運良く、毎回「あ、出たな。」と早い段階で気付いたので洋服を取り替える必要には迫られずに済んだ。
予想通り、ほとんど眠れずに関西空港に到着。
この日はWマンションへ。写真は相方がベランダから見た大阪の景色である。


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by zaichik49
| 2010-05-11 03:53
| 旅
ベルリン在住、ベルリナーによるモスクワ体験記も一段落。今後も気になるロシアや現在のベルリン生活の中で想うことをつらつら書いていこうと思います。
by zaichik49
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2009年9月29日に長女を出産しました。タグの「妊娠」にて妊娠覚え書きをまとめてみましたので、また覗いて見てください。
チェブラーシカなロシア?
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©2007-2009 Mariko*
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